〜お酒との向き合い方が、命と未来を守る力になる〜
2025年6月26日(水)、一般社団法人福井県電業協会様主催の「安全大会」にて、当協会代表理事 今野義隆が講話を行いました。会場には約60名の会員企業の皆様が参加され、熱心に耳を傾けていただきました。
今回の講話では「みんなに知ってほしい飲酒のこと〜“その一杯”が命を奪う?現場の安全と飲酒運転リスク〜」をテーマに、以下のような内容を中心にお伝えしました。
■ 主な講話内容
アルコールは「薬物」であるという正しい知識
誰もが依存症になる可能性があるという事実
飲酒運転は意思の問題ではなく「仕組みで防ぐ社会的リスク」であること
職場・家庭で必要なのは、「気づき・声かけ・つなぎ」の支援の仕組み
“たった一杯”で人生が変わることがあるという現実
参加者の皆さまからは、「身近な問題として改めて考えさせられた」「同僚や家族とも話してみたい」といった前向きなご感想を多くいただきました。
■ 明日からできる“3つのアクション”としてご紹介したのは…
・セルフチェックで“気づく”
(例:CAGEテストなどを活用)
・学んだことを周囲と“話す”
(家庭や職場でお酒の話を話題に)
・必要な人を専門機関へ“つなぐ”
(ヘルケマや医療機関、保健所などの相談窓口)
お酒とうまく付き合うことが、命と未来を守る力になります。
ヘルケマでは、依存の「予防」と「早期対応」を軸にした、企業・自治体向け講話や研修を継続してまいります。
このたびご縁をいただいた福井県電業協会の皆様に心より感謝申し上げます。来年度以降の安全大会でも、再びお力になれれば幸いです。