アルコールインターロックは、車を運転する前に ドライバーの呼気中のアルコールを測定し、 一定以上のアルコールが検知された場合に、 エンジンを始動できないようにする装置です。
「飲酒運転をしない」という本人の意思だけに頼るのではなく、 飲酒していたら車を動かせないという「仕組み」で飲酒運転を防ぐ という考え方です。
ポイントは「アルコールを測る」だけではありません。
アルコールが検知された場合に、 車を動かせない状態にすることが、 アルコールインターロックの大きな特徴です。
アルコール検知器とアルコールインターロックは、 どちらも呼気中のアルコールを確認するために使われますが、 役割には大きな違いがあります。
呼気中のアルコール濃度を測定し、 その結果を確認するための機器です。
「測る・確認する」呼気中のアルコールを測定し、 基準値以上の場合には車両と連動して エンジンを始動できない状態にします。
「測る+運転できなくする」飲酒運転は、決して許される行為ではありません。
しかし、その背景に問題飲酒やアルコール依存症などがある場合、 「もう飲酒運転はしない」 「今度こそ気をつける」 という本人の決意だけでは、 再発を防ぎきれないことがあります。
HELKEMAでは、飲酒運転を防ぐためには、 本人を責めるだけではなく、 複数の対策を組み合わせていくことが大切だと考えています。
飲酒していたら車を動かせない アルコールインターロックなどの仕組みを活用する。
飲酒について困ったときに、 本人や家族が早い段階で相談できる場所につながる。
必要な場合には、問題飲酒やアルコール依存症について 適切な医療・専門支援につながる。
アルコールが身体や判断力、 運転行動に及ぼす影響について正しく学ぶ。
飲酒の問題を抱える方のご家族からは、 飲酒後の運転について大きな不安を抱えているという声があります。
家族が24時間、本人の飲酒や運転を監視し続けることには限界があります。
アルコールインターロックだけですべての問題が 解決するわけではありません。
しかし、 「飲酒していたら車を動かせない」という物理的な仕組み を加えることは、本人や家族だけに飲酒運転防止の負担を 背負わせないための一つの方法になり得ます。
HELKEMAでは、東海電子株式会社のご協力のもと、 「お酒と暮らしの相談室」で アルコールインターロック「ALC-ZEROⅡ」の デモ体験を実施しています。
実際に呼気を吹き込み、 アルコールが検知された場合にエンジンを 始動できなくなる仕組みを体験することで、 飲酒運転防止について考えるきっかけにつなげています。
HELKEMAが大切にしているのは、 単に「エンジンをかからなくすること」だけではありません。
アルコールインターロックを一つの入口として、 その背景に問題飲酒やアルコール依存症がある場合には、 相談や医療につながること。 そして本人だけではなく、ご家族も支援につながることが重要だと考えています。
HELKEMAは、 アルコールインターロックの普及・啓発に取り組む 東海電子株式会社や、 アルコール関連問題の予防・啓発活動を続ける 認定特定非営利活動法人ASKなど、 関係する企業・団体とのつながりを大切にしながら、 飲酒運転防止についての啓発に取り組んでいきます。
飲酒運転を「本人の意思」だけの問題にせず、 技術と支援を組み合わせて考えていくことが大切です。
HELKEMAは、当事者・家族の経験と相談活動を通して、 飲酒運転を繰り返さないための環境づくりと、 必要な支援につながる社会を目指して活動していきます。
アルコールインターロックの仕組みや普及に向けた取り組みについて、 東海電子株式会社が運営する「運輸安全JOURNAL」でも紹介されています。
※外部サイトへ移動します。 製品仕様・導入等に関する詳細は、製造・提供元の情報をご確認ください。
アルコールインターロックは、 飲酒運転を防止するための一つの仕組みです。
しかし、その背景にお酒の問題がある場合には、 飲酒そのものについて相談することも大切です。
HELKEMA「お酒と暮らしの相談室」では、 ご本人・ご家族・支援者からのご相談をお受けしています。
断酒や減酒をまだ決めていない段階でも相談できます。
一緒に考えるところから始めます。