YOUNG CARER SUPPORT
家族のために家事をしたり、きょうだいの世話をしたり、 病気や障害のある家族を支えたりすること。 それ自体が、すべて問題というわけではありません。
でも、その役割や責任が大きくなり、 学校生活や友人との時間、勉強、進路、 こころや身体に負担がかかっているとしたら、 一人で抱え続けなくてもいいのです。
ヤングケアラーとは、家族の介護や家事、きょうだいの世話など、 本来は大人が担うと想定されている役割を日常的に担っている 子ども・若者のことをいいます。
家族を手伝っていることだけで、すぐに 「ヤングケアラー」と決めつけるものではありません。 大切なのは、その役割や負担によって、 子ども・若者として過ごす時間や生活に影響が出ていないかということです。
家族を大切に思う気持ちは、とても大切なものです。 だからこそ、「自分がやらなければ」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、学校に行くこと、友だちと過ごすこと、 好きなことをすること、休むこと、 自分の将来について考えることも大切な時間です。
「これくらい普通なのかな」 「相談するほどではないかもしれない」 と思っていても構いません。 話してみることから始めることができます。
ヤングケアラーは、本人自身が自分の状況を 「特別なこと」と認識していない場合があります。 また、家族を守りたいという気持ちから、 困っていることを周囲に話せないこともあります。
「ヤングケアラーではないか」と決めつけるのではなく、 最近疲れていないか、学校生活に影響が出ていないか、 自分の時間を持てているかなど、 本人の気持ちに耳を傾けることが大切です。
ヤングケアラー経験者|家族の立場から
ASK認定依存症予防教育アドバイザー
介護福祉士
山下弥生は母子家庭で育ち、幼い頃からアルコール依存症の母を支えながら、 家族を支える役割を担ってきたヤングケアラー経験者です。
当時は、自分がしていることを「ヤングケアラー」と呼ぶことも、 自分自身にも支えが必要だと考えることもありませんでした。
現在はHELKEMAで、自身の経験を生かしながら、 家族の立場や子ども・若者の視点を大切にした活動に携わっています。
山下弥生の経験・プロフィールを見る家族の中で起きている困りごとは、 一つの原因だけで説明できるとは限りません。
HELKEMAでは、子ども・若者本人の気持ちを大切にしながら、 ご家族が抱えている困りごとにも目を向け、 必要に応じて適切な相談先や支援につながることを大切にします。
「自分のことかもしれない」 「家族のことで少し話してみたい」 「身近な子どものことが気になっている」。 そんな段階から、相談先を探すことができます。
相談先を探す