2026年7月6日、一般社団法人HELKEMA(ヘルケマ)は、京都市に開設された「リカバリハウスいちご京都」を視察しました。
リカバリハウスいちご京都は、アルコール依存症からの回復を目指す方々を支える場として、就労継続支援B型事業を通じた支援や、仲間とのつながりを大切にした取り組みを行っています。
現地では、施設の取り組みについてお話を伺うだけでなく、利用者の皆さんやスタッフ、京都府断酒平安会の関係者の皆さんと昼食を囲み、交流する時間をいただきました。
実際にその場を訪れ、人と人とのつながりの中で回復を支えていく現場に触れたことは、私たちHELKEMAにとって大変学びの多い機会となりました。同時に、温かく迎えていただき、楽しい時間を共にできたことも印象に残っています。
このたびの視察では、京都府断酒平安会 会長の南重純さん、京都府断酒平安会 西陣支部 支部長の山本牧さん、リカバリハウスいちご京都 所長の兼松孝輔さんをはじめ、スタッフ・関係者の皆さまに温かく迎えていただきました。
また、利用者の皆さまと昼食を囲みながら交流するという貴重な時間もいただきました。皆さまが大切にされている「回復」への思いや、人と人とのつながりの温かさを実際に感じることができ、私たちHELKEMAにとって忘れられない学びの機会となりました。心より感謝申し上げます。
リカバリハウスいちご京都は、京都市に開設された、アルコール依存症からの回復を目指す方々を支援する施設です。
就労継続支援B型事業を通じて、仲間とともに活動しながら生活のリズムを整え、社会とのつながりを取り戻していくことを大切にされています。
アルコール依存症からの回復は、単に「お酒を飲まない」ということだけではありません。日々の生活を整え、人とのつながりを取り戻し、自分らしい生活を少しずつ築いていくことも、回復の大切なプロセスです。
今回の視察で特に印象に残ったのは、施設という「場所」だけではなく、そこで生まれる人と人とのつながりが回復を支えていることでした。
同じような経験を持つ仲間と時間を過ごし、日々の活動をともにしながら、それぞれのペースで回復への歩みを重ねていく。そこには、一人で問題を抱え込むのではなく、誰かとつながりながら生きていくための大切な環境がありました。
視察当日は、利用者の皆さんやスタッフ、関係者の皆さんと一緒に昼食を囲む時間をいただきました。
食事をともにしながら同じ時間を過ごすことで、施設の説明を聞くだけでは分からない、日常の中にある温かな雰囲気を感じることができました。
アルコール依存症からの回復には、医療や専門的な支援だけでなく、安心して過ごせる居場所や、仲間とつながることも大きな力になります。
リカバリハウスいちご京都での視察を通して、もう一つ強く感じたのが、施設の中だけで回復を支えるのではなく、断酒会をはじめとする地域の人たちとのつながりを大切にされていることです。
アルコール依存症からの回復は、一人だけで続けていくことが難しいこともあります。医療や福祉による支援に加え、同じ経験を持つ仲間や、回復を支える人たちとのつながりが、その後の生活を支える大切な力になることを改めて感じました。
当日は、京都府断酒平安会の皆さまや、リカバリハウスいちご京都のスタッフの皆さまとも交流し、回復を地域の中で支えていくことの大切さを学ばせていただきました。
HELKEMAも、アルコールの問題を抱えるご本人やご家族からの相談を受ける中で、「相談できる場所があること」「一人で抱え込まなくてよいこと」「必要な支援につながること」を大切にしています。
今回、リカバリハウスいちご京都を実際に訪れ、利用者の皆さん、施設スタッフ、断酒会の皆さんが同じ場で時間を過ごしている様子に触れたことで、回復を支えるためには制度や支援だけでなく、安心できる居場所と、人と人とのつながりが大切であることを改めて感じました。
京都で学ばせていただいたことを、福井での相談活動や依存症に関する啓発活動にも生かしながら、HELKEMAとして地域の中でできることを一つひとつ積み重ねていきたいと思います。
施設の利用や支援内容など、リカバリハウスいちご京都についての最新情報は、運営する「特定非営利活動法人いちごの会」の公式サイトをご確認ください。
※施設の利用方法や最新の情報については、公式サイトでご確認ください。
アルコールの問題は、ご本人だけでなく、ご家族や周囲の方にもさまざまな影響を及ぼすことがあります。
「このくらいなら大丈夫だろうか」「飲み方が以前と変わってきた」「家族のお酒のことで困っている」など、気になることがあれば、一人で抱え込まず、まずは正しい情報を知ることや、相談できる場所につながることも大切です。
HELKEMAでは、アルコール依存症や飲酒に関する情報を発信するとともに、ご本人・ご家族それぞれの立場に合わせた情報をご案内しています。
「飲みすぎかもしれない」「減らしたいけれど減らせない」など、お酒のことで気になっているご本人へ。断酒・減酒をまだ決めていない段階でも、まず自分の状況を振り返るところから始められます。
家族の飲酒量や言動が気になる、どう接したらよいのか分からないなど、ご家族がお酒の問題を抱えている方へ。ご本人が相談を望んでいない段階でも、ご家族から相談を始めることができます。
飲んだお酒の種類と量から、純アルコール量や分解時間の目安を確認できるHELKEMAの無料チェックツールもご利用いただけます。
一般社団法人HELKEMAでは、福井県で「お酒と暮らしの相談室」を開催しています。
アルコールのことで悩んでいるご本人だけでなく、ご家族や支援者の方からのご相談もお受けしています。「依存症かどうか分からない」「まだ断酒や減酒を決めていない」という段階でもご相談いただけます。
リカバリハウスいちご京都で過ごした時間を通して、回復を支える「居場所」、仲間との「つながり」、そして地域の中で支援をつないでいくことの大切さを改めて学びました。
今回の貴重な学びと出会いを、これからのHELKEMAの相談活動や依存症予防・啓発活動にも生かしてまいります。
改めまして、今回の視察を受け入れてくださったリカバリハウスいちご京都、京都府断酒平安会の皆さま、そして交流してくださった利用者の皆さまに、心より御礼申し上げます。